C++」タグアーカイブ

漢字変換候補一覧を得る

久しぶりに技術系エントリー。

C#で独自仕様のソフトウェアキーボードを作ってほしい、という依頼を受けたので、いまその仕事をしています。
UIはまぁ、独自仕様とはいうものの、要はケータイ入力方式なだけですけどね。
で、UI周りはサクサクと作れたわけです。いやまぁまだ完成してませんが。

一番の問題は漢字変換で、読み仮名から漢字の変換候補の一覧を得る方法。
よみがなの文字列を引数にセットしたら、変換候補一覧が返ってくるような関数が欲しいわけです。

てっきりWin32 APIで簡単にできるもんだと楽観視していたのですが、こいつがどうにも厄介で。
なかなか苦労させられました。

結果を言えば、条件付きで出来た。です。
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DXライブラリとLuaJITメモ

久しぶりにDXライブラリ触ってて、オブジェクトの制御をLuaでやろうと思って少し躓いたのでメモ。
以前Seleneでやったことだけど。

前提として、
・LuaJITを使う(ゲームのつもりなので速度優先のため)
・DLLじゃなくexeに組み込み(なのでstaticなlib)
・開発環境はVC++2010 Express

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三角関数速度比較

ゲーム作成ではよく、Sin/Cos関数はセットで頻繁に使うわけですが、
前のエントリーで紹介したC++プログラミング日記様のとこに、参照テーブルによるサイン・コサインの高速化と、FPU命令によるサインとコサインの同時取得の2エントリーがありまして、んじゃどっちが速いのよ?っということで比較してみることにした。
上記2つに加えて、標準(CRT)のsin/cosとSeleneから拝借してきたFastSin/FastCosも比較対象に入れてみます。
なんとなくSSE2有りと無しでも比較してみました。

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floatとdoubleの演算速度 その2

前にやったfloatとdoubleの演算速度比較エントリの訂正エントリになります。

たまたま見つけたC++プログラミング日記様のこのエントリ

「double型はfloat型より高速」といった説をたま見かけますが実際のところは同じ命令で処理されているため計算速度に違いはありません。ただし浮動小数点モデル/fp:preciseを使用した場合は単精度を精密に再現するため著しくパフォーマンスが低下します。

この/fp:preciseがVSではデフォルトで選択されるので、floatが遅くなっている、ということだそうです。

早速私も試してみた。

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なーんだ

前にちょろっと、LuaをスタティックなLibにするにはどうしたら~みたいな事を書いたけど、公式Luaには普通にstaticフォルダにスタティックなLibが入ってるし、LuaJITはmsvcbuild.batの引数に”static”って書けばいいだけだったんだね。

相変わらずSeleneで落ちる原因はわかってない。