謎なタイトルはスルーで。
システム統合でトラブル 三菱東京UFJ銀
システムの内容知らなかったのですが、タイトルだけ見て「どうせまた工費ケチって開発期間短縮して、ロクにテストしてなかったんだろ?」とか思ってたんですけど
6000人が作ったシステムは必ず動く
11万人月!?
私が関わるようなプロジェクトの工数よりゼロが4つほど多いんですけどっ
”万人月”なんて文字列初めて見たかもしれん。
テストも開発工数の1/3と妥当な・・・というか理想的な数字だし。すごいな三菱東京UFJ。
確かUFJのシステムってJavaだったよな・・・
不具合の原因は「カタカナでなく漢字だったから」――三菱東京UFJのシステム障害
・旧三菱東京銀行のキャッシュカードで
・他行(セブン銀行)から預金を引き出すときに
この2つを合わせたケースでのテスト漏れってことですかね。うん。漏れそうなケースだと思う。
他行との連携となると社内テストみたく自由にテストできないしね。
カタカナでなく漢字・・・ってのは、マスコミ相手に解りやすく説明しただけで、実際はEBCDICの半角カナとUNICODEってことじゃないかなと思ったんだけどどうだろう。金融系とかのホストはEBCDIC使ってることおおいっぽいし。JavaならデフォのキャラセットはUNICODEつーかUTF-8な気がするし。
まだほかにも致命的なバグ残ってるかもしれないけど、11万人月規模のシステムでとりあえずこの程度で済んだのは軽いほうなんじゃないかと思った。
教訓:どんなに工数とっても、バグの無いシステムなんか出来やしない。
追記
三菱東京UFJ銀の一部障害、直接の原因は文字コードの設定誤り
具体的な文字コードについては書いてないけど、原因は伝達ミスでセブン銀側が未対応だったってことみたい。
その部分の担当が頑張らなかったってことじゃないですかね。6000人もいりゃそーゆー人もいるよ。