飼っていたインコが他界しました。
名前は「そら」
Airのあのカラスからってのもあるけど、蒼いインコだったし、出会いがそもそも空から突然落ちてきたからってのも理由。
「親方ー!空から女の子がっ!」って雄だけどな。
落ちてきたとこの近くにペットショップがあって、持っていったら「うちのじゃない」と言われ、飼い主が現れたら連絡くれるように言ってうちで預かってから十数年。
こんな出会い方だったから、この子が何歳なのかも解らない。この時既に結構歳行ってるようなことをペットショップの人が言ってた気がする。
それほど可愛がってた訳じゃないし、小動物の死なんて何十回と経験してきたはずなのに、今回は何故か涙が出た。
涙脆くなったもんだ。歳かね。
遺体の処理についてぐぐってたら、名前が同じで見た目も蒼くて似てるインコの動画を見つけた。
うちのそらは頭に黒ごま降ったような毛が生えてるので明らかに違うのだけれど。動画みてたらまた涙出てきた。
近所の公園にでも埋めようか、とも思ったけど、違法なんだよね。そりゃそうだ。他人の家の庭(公園なら自治体?)に勝手に動物埋められたら困る。
なのでペットの葬儀屋を頼みました。ペットで葬儀屋って初めて使う。
火葬してくれて、名古屋市内なら引き取りもやってくれるらしい。骨は貰えないけど。1万2千円くらいらしい。
持っていけば9千円くらいで、希望があれば骨貰えるらしい。
実家に居た頃は全く考えたことなかった。実家は山奥で庭もそこそこ広かったから埋め放題だったし。
ロクに世話らしい世話してなかったし、羽切るの面倒で伸び放題だったし、ケージから出さなかったから、そらの世界はケージから見渡せる狭い部屋の中だけだった。
出会う前の、外を飛び回ってた記憶があるんだとしたら、あんな狭いケージにずっと閉じこめられて、さぞ恨んでることだろうなぁ。
これからは思う存分広い外を飛び回れるよ。
今日はほら、お前の羽根の色みたいに空が蒼いよ。
もう落ちてくんなよ。